再スタート。これからもよろしくお願いします。
ゲームをやめれない子どもの気持ちに共感できる⁈

ゲームをやめれない子どもの気持ちに共感できる⁈

ずっと後回しにしてた
子育てのことについて。

書かなきゃな~、と思っていても
後回しにしていました

後回しすること、大人だってたくさんあります

子どもならなおさら

やらなきゃいけないことより、
楽しいことを先にやっちゃう気持ち、
よーくわかります

でも、そんな子どもの気持ちを無視して
先に宿題しなさい!
これしなさい、あれしなさい!
ってついつい言っちゃうワタシ

子どもも親の気持ちを無視して
反抗してやらないから
お互いイライラしたり、怒ったり

子どもの気持ちを受け止めるとか
子どもに寄り添うとか
頭ではわかっていても
その時はもう怒り爆発寸前なので
絶対ムリ~!っていう感じです

やらないといけないのに、後回しにしちゃう

どうしてでしょう?

その行動の目的を
アクティブ・ペアレンティング(AP)では
回避と言います

大人が、それは問題行動と
思ってしまうところも、
実はその行動には目的があります

まずは、その行動の目的を考えてみて
それが分かれば、イラっとする前に
落ち着いて対応することができると思います

行動の目的は、以下の4つがあり、

  1. 親にかまってほしい – 不要な関心を引く
  2. 親をこまらせてやろう – 反抗
  3. 親に仕返ししよう – 復讐
  4. 無理!できないから逃げよう – 回避

今回は、回避という行動の目的から
親と子の考えや感情、行動の関係を
考えてみたいと思います

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イライラするのは子どものせい?

夏休みが終わる直前、緊急事態宣言が延長され
ワタシのボーイズたちは
8月いっぱいまで、夏休み延長
9月からはタブレット端末の持ち帰り、
最初の2週間は午後のみの分散登校となりました

午後のみの登校なので、
朝からずっとダラダラしてるボーイズ

緊急事態宣言が明け
普通に登校するようになっても
端末持ち帰りは続いているので
暇さえあれば、ユーチューブみたり
ゲーム感覚でできる勉強アプリで遊んだり、勉強したり

それを見てるワタシは
ダラダラしてる2人にイライラ

あなたたちがダラダラしているせいで
ワタシはイライラして怒っちゃうんでしょ!!

まさに負のスパイラスにハマってました

イライラの原因は自分の「べき」「ねば」だった!

どうしてこんなに怒らせるの!

もうイライラさせないで!

ワタシはついつい思ったり
子どもに言っちゃったりします

自分の怒りやイライラを子どものせいにしても
子どもはますます反抗的になるばかり

でも、怒りやイライラなどの
自分の感情の原因は、子どもではなく
本当は、起こったことに対する
自分の考えや態度、価値観からくるんですよね

こうあるべき

こうしなければならない

その自分の考えに
子どもの行動が当てはまらなかったとき
怒りやイライラが生まれ、
対処できずに、子どものせいにする

それは、ほんと、何の解決にもならず、
子どもとの関係性が悪化するだけ

このサイクルをアクティブ・ペアレンティング(AP)では
行動のサイクル」といいます

親と子どもの行動のサイクル

宿題をせずにゲームを始めた子どもを例に
親の行動、子どもの行動を
考えてみたいと思います

親の場合

起こったことは?
宿題せずにゲームばっかりしている

親の考えは?
まずは宿題をすべき!

親の感情は?
イライラ

親のとった行動は?
怒鳴って勉強させる

それに対して、子どもはどう感じているでしょう

子どもの場合

起こったことは?
お母さんに怒られた

子どもの考えは?
どうして怒るの!
もう言うことなんか聞かない!

子どもの感情は?
腹が立つ

子どものとった行動は?
お母さんなんて大嫌い!
どうせ怒られたんだから、もっと遊んでやる!

では、「べき」「ねば」を取り払い
どうして、宿題より先にゲームをするか
子どもの行動の目的を
考えてみたいと思います

子どもの行動の目的は?

じゃあ、どうして宿題をせずに、
ゲームしているか、考えてみたことがあります?

もちろん、オンラインで友達と時間の約束をしてて、
その時間にどうしてもゲームしないといけないという
子どももいるかと思いますが、

ただ、ゲームしたいから、だけではないと思います

やっぱり、宿題とか、気が乗らない勉強とかは
誰でも後回しにしたくなりますよね

いつまでも、ゲームをやめられないのは
宿題から逃げる、後回しにしたい気持ちが
あるからだと思います

子どもの行動の目的は回避

逃げる恥だが役に立つ
のかどうかは分かりませんが、
逃げたいんです!

たくさんあって、終わりそうにない
難しくて、やり方がわからない、など

絶望的な気持ちになってます

そして、ゲームに逃げて、
ちょっとのつもりが
いつの間にかのめりこんで
長時間になって…

では、その絶望的な気持ちに
寄り添ってみるとどうなるでしょうか

励まして、共感しよう

イラっとする気持ちを抑えて
寄り添ってみる

自分の気持ちや体調に余裕がないと
ワタシにとっては難しいことです

だって、長時間テレビゲームをしたら
目が悪くなるだろうし
宿題を先にやって欲しい
宿題を先にやるべきだ!

そういう感情がまっ先に出てきちゃいます

宿題やらなくて大丈夫?
どうして先にできないの?

親としても不安になったり
失望したり、自分の無力さを感じて
落ち込んだりします

でも、もし、子どもが絶望的な気持ちで、
宿題を後回しにしているのなら、
励まして
一緒にやり方を
考えてみてはどうでしょう

やりたくなくて、後回しにする気持ち
大人でも分かりますよね。

まずは、そういう気持ちに対して、共感し
そのあと、一緒に方法を考えて
やり方を提案してみてください

きっと、子どもは
自分の気持ちを理解してくれた
受け入れてくれたと、安心すると思います

分かってもらえないと思い
回避したいと思っていた感情も
一緒にやってくれるという安心感に変わり
できないという絶望感から
できるかもという望みに変わるはずです

そうなれば、親の提案を受け入れ
逃げることなく
宿題に取り組めるのではないでしょうか

成功のカギは、自分の感情コントロール

イラっとしたまま
あーだ、こーだ言っても
聞く耳持たず
宿題を先にやるはずがありません

まずは丁寧に言うことが大切

怒っている人の言うことなんて
誰も聞きたくないですよね

丁寧に励ます(怒らずに!)

それで、もし宿題をやらなくて
子どもが大変なことになっても
それは子どもの責任

そこから学ぶこともあるはず

「あなたが困るから」ではなく、

「ワタシはこう思う」を伝える

自分の感情をコントロールするって

難しい(^^;

でも、目的は怒ることではなく
宿題を先にするということですよね

そのために感情コントロール、
頑張ってみたいと思います

最後に

ゲームをやめれない子どもの行動の目的は
ワタシの家の場合は回避でしたが
違う目的で、やめれない子どももいると思います

自分が怒ってしまう前に、
怒られてイヤになる前に、
どうしてなのか、その行動の目的を
少し考えてみてくださいね

残りの3つの行動の目的についても
後回しにせず、続けて書いていけるよう、
頑張ります!

ワタシも怒ってばかりではなく、
変わらなくては!

自ら変化を作り出す人に
なりたいと思います(^^♪

~セールスフォースのCMより~
次の世界へ

変化からにげるのではなく
変化から隠れるのではなく
変化に慌てるのではなく
変化から目をそらすのではなく
変化に翻弄されるのではなく
変化を作り出す人間になる
不可能だと思うか
一歩足を踏み出すか

では、また!