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親子関係は平等!?

親子関係は平等!?

2020-10-01

ワタシの父親は、昔ながらの「家で中で一番偉いのは父親だ!」という考えの人で、今でこそ少し丸くなりましたが、ワタシが子どもの頃は少しでも言葉や態度が反抗的だと、「子どもは親の言うことを聞け!」とか、「その言葉遣い(態度)はなんだ!」と、常に従順を求められました。どこの家庭でもありそうなやり取りですが、本当に親と子どもは平等なのでしょうか?親と子どもが平等とは、どういうことなのでしょうか。

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人間として平等

平等とは偏りや差別がなく等しいことですが、広く言うと”人間として”みんな等しいことです。
なぜなら人間は人種や性別、宗教や身分などの違いにかかわりなく、人間としての価値に違いはありませんよね。

① 差別なく、みな等し並である・こと(さま)。
② 近代民主主義の基本的政治理念の一つ。すべての個人が身分・性別などと無関係に等しい人格的価値を有すること。

大辞林 第三版より

人間としての価値は平等とはいえ、人種や性別、宗教や身分などの違いからくる差別は、今でもたくさんあります。しかし、アメリカでの黒人差別への批判運動をはじめ、人間としての価値は平等ということを意識する機会は多くなってきたのではないでしょうか。なので、他人(大人)に対しての人間の価値は平等ということは分かりますよね。では、親と子どもの関係に対してはどうでしょうか。

親と子どもは平等!

では、親と子どもの関係については考えてみたいと思います。
親にも子どもにも同じ価値があるという点はどこでしょうか。

  • 睡眠、食事、休養をとる
  • 考えや感情を自由に表現する

といったところではないでしょうか。親も子ども同じように睡眠、食事などをとり、考えや感情も同じように表現するという、人として等しいところです。

とはいえ、親と子どもと違うところもたくさんあります。

  • 親は体が大きく、力が強い
  • 親は社会的、経済的な力を持つ
  • 運転、たばこ、飲酒、投票などの特権がある
  • 親は責任が大きい

親は子どもとは違う責任を負っています。責任が大きくなるということは自由と権利を多く持ちます。子どもが言う、「大人はずるい、大人ばっかり」というところですね。

ということは、親と子どもの役割が違うということではないでしょうか。

親の役割は教える人(リーダー)

親は家族のリーダーとして、子どもたちに食料、衣服、住居を与えて、護る責任があります。また、健康、安全、家族の価値観など、子どもの生活に影響を与える多くの問題を解決する責任があります。

子どもの役割は学ぶ人(学習者)

子どもは自立した大人になるために様々なことを大人から学ぶ人です。なので、子育てってなに?でお伝えしたように、親は子どもが幸せで自立した大人になるために、よりよい機会を与えることができるような子育てをしていかなければなりません。
子どものいいなりになってしまうときもありますよね。リーダーシップの役割を果たすのは、子どもではなく親であることも忘れずにいたいです。

まとめ

親と子どもは平等です。親は家族のリーダーですが、子どもを尊敬する必要があります。子どもは親から見れば未熟ですが、子どもなりの感じ方、考え方、感情を持っています。ありのままをしっかり受け止めて上げれば、肯定されることで自分に自信が育ち、周りを大切にするようになるはずです。

ステキな親子関係を築いていけるように、ワタシも挑戦していきます!